2010年1月1日金曜日

上海日記4 (1/1)  (from journey)

元旦。正月という実感があまりない。日本でも年々正月らしさは薄れているが、中国は1月1日は祝日だけど、本来の正月は2月頃の旧正月なので、1月1日はあまり正月っぽくないのかもしれない。旧正月は花火を上げて街中爆竹で騒いで、みんな田舎に帰ったり民族大移動で休暇に入るらしい。もう一度旧正月の頃に来ても面白いかもしれない。でも、お店も1月1日でも休み無く開いているらしいので旅行者にとっては都合が良い。とりあえず神社もないので、初日の出に向かって家族で初詣での挨拶を。
テレビをつけると一応、中国の政治家らしき人の新年のスピーチをしている。NHK-BSでは昨日の紅白の再放送。子供のチャンネルでは「喜羊羊(シーヤンヤン)」というアニメを放送していて見入ってしまった。面白い。言葉が分からなくても通じる。クレヨンしんちゃんとヤッターマンとアラレちゃんを足したような感じ。後で調べると首相の孫がウルトラマンや日本のアニメばっかり見ているので、中国産もがんばってほしいという事で作られたらしい。今までの国産は教訓が入っていたらしいが、コレは全く教訓が入っていないのですごく受けているらしい。そういえば街中もこのキャラクターグッズがいっぱいあった。教訓も入っていないがPTAが怒るような感じでもなく、バランスよく大人も子供も楽しめる感じ。海外の人が日本に来てテレビをつけて一番楽しめるのは「バカ殿」だと聞いたことがあるが、そういう感じで言葉が分からなくても笑える。
 昼にホテルを出て豫園(よえん)へ。ここは上海一番の観光名所。昔、ある個人が作った庭なのだが、歴史的に素晴らしい明代の庭園で、元旦のこの日は一年で一番人が多いんじゃないかというくらい人が多かった。園内を一通り見学して、隣にある鼎泰豊(ディンタイフォン)へ。ここは台湾の本店や東京でも食べたことがある飲茶屋さん。意外に混んでいなくて直ぐに入れた。次にタクシーで外灘(バンド)へ。ここの川沿いの建物は租界時代の歴史ある西洋建築のビルが多く観光名所になっている。でも外灘建築が一望できる河原の公園は工事中だった。ここも対岸も5月から始まる上海万博のための工事をしている。街中あらゆる所で万博に向け、またそれに関係なく工事していてどんどん発展している。上海の町は見上げると未来のようなビルが建ち並び、目の前を見ると自転車に屋台、みたいな雑多な古い世界があり、そのミックス加減が映画のブレードランナーのような不思議な魅力だ。バンド18号館4階のバー・ラウンジ18で一休み。ここは今回中国に来てから一番西洋的で洗練された空間だった。西洋のラグジュアリーとアジアのエスニックな感じが丁度良くて落ち着く。
 夕方前に河の下を通る地下隧道で対岸へ。これは水中を行く近未来の乗り物という感じ。そして対岸の浦東地区に着いて上海タワーへ。正式名称は東方明珠搭。468メートルのテレビ塔。そのフォルムは昔思い描いた未来みたいでウルトラマンとかに出てきそう。形を見るだけでワクワクしてしまう。タワーの根元には上海君の大きな人形が。これは上海万博のキャラクターの海宝くんで、田辺家では上海君と呼ぶことにした。街中で上海君のグッズが売っている。かわいい。ちなみに東方明珠搭の事は勝手に上海タワーと呼んでいる。上の方の展望台の床がガラスになっている所があってそこから地面が見えてなかなかスリリングだった。また地下隧道で外灘地区に戻りさっきのラウンジ18でワインを飲み、5階のレストランで夕食。とりあえずフカヒレやツバメの巣などの中華料理を満喫。ライトアップされた上海の夜の景色もなかなかきれい。

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